寺山修司著作集 第4巻 自叙伝・青春論・幸福論
寺山修司著作集 第4巻 自叙伝・青春論・幸福論 / 感想・レビュー
ぐうぐう
自叙伝から始まり、青春論、そして幸福論などを含めた著作集第4巻。寺山の俳句がそうであるように、ここに記されている自叙伝が、そのまま事実であると鵜呑みにするのはあまりに軽はずみと言わざる得ない。寺山自身の疑問と不安が動機となっているのかはわからないが、歴史を何食わぬ顔をして虚実で塗りつぶしていく寺山の行為は、結果的に作家としての寺山修司を形成させていく。そのスリリングなことよ!(つづく)
2010/07/19
KBOSN
競馬のエピソードは面白かったが…。『幸福論』の章が冗長だった。
2019/01/21
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