神曲 (まんがで読破)
神曲 (まんがで読破) / 感想・レビュー
ゼロ
ダンテが、愛するベアトリーチェが亡くなり、地獄・煉獄・天国を巡るお話。漫画でざっくりと書いてあるので、原点との相違は不明ではあるが、キリスト教の天国と地獄のイメージは、ここから来ているのか…というのは納得できた。現在、読むと現世では悪いことはせず、死後の世界でも認められるよう良い行いをしなさいという陳腐なもの。面白いかは別として、現在も受け継がれている物語なので、普遍的なものなんだなと感じました。
2021/07/18
Hideto-S@仮想書店 月舟書房
ルネサンス期のアートが好きで、ぜひ読み通したいと思っていながら、『地獄篇』から前に進めない状態が続いている『神曲』。われながら、安直な道に走ったなと後ろめたさを感じつつ手に取りましたが、期待以上の面白さでした。絵のタッチがちょっと軽いかなと思いますが、アウトラインを眺められただけでも収穫でした。愛しのベアトリーチェに導かれ、「地獄」「煉獄」を旅した末に「天国」に辿りついたダンテ。オリジナルは初版1472年(!)。後世の芸術家たちの想像力を刺激し続けた壮大な叙事詩をいつか読破してみたいです。今回はここまで。
2014/09/07
kumicom
まんがだからこそ読めた〜!さすが「まんがで読破」シリーズ。この中にきちんと全ての話が盛り込まれているとは思いませんが、これで十分なんです、私。この後の世界の様々な作品に影響を与えた「神曲」がどんな感じの話なのかふんわり理解したい、という欲求を叶えるにぴったりでした。絵のタッチも劇画調のよりも読みやすくて好き。たま〜にダンテとウェルギリウスがコミカルだったりして最後まで飽きることもなく。できることなら地獄に行くことは避けたいけど、何らかの罪には該当しそう。死んだら辛いことが待ってると思うとおちおち死ねない。
2015/10/28
コウメ
ウェルギリウスちょとサイタマみたい(笑)/死後の世界か、ベアトリーチェに会うために地獄、煉獄、天国にいく物語、地獄の構造ってワンピースのインペルダウンみたい。地獄愛は罪、キリスト教が生まれる前に生まれた、大食い、自殺者、盗人、詐欺、そして煉獄は、嫉妬、地位、名誉か天国は愛か神はどうでもいいけど「愛」っていいな〜( ̄▽ ̄)
2019/06/01
あかは
もっと早く読めばよかった、と少し思ったけれど、今がタイミングなのだろう。まんがとはいえ、すごい迫力を感じました。今度は文章に挑戦します。
2022/04/14
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