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おもいで (こどもプレス)

おもいで (こどもプレス)

おもいで (こどもプレス)

作家
中野真典
内田麟太郎
出版社
イースト・プレス
発売日
2009-09-01
ISBN
9784781602349
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おもいで (こどもプレス) / 感想・レビュー

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雪うさぎ

今の気持ちが思い出に反映します。心の扉を閉じると光は遮られ楽しかった思い出も暗闇に覆われます。辛い生活の中、少年の心の居場所は亡くなったお母さんとの思い出の中にしかなかったのです。新しいお母さんも又、少年の心の中に自分の居場所を見出せなかったのかもしれません。「いじめて ごめんね」と言われたとき、少年はそのことに気付き、許す気持が芽生えたのではないでしょうか。だからこそ心の扉が開かれ思い出に色がついたのだと思います。しかしその色合いは少し寂しげに感じます。

2016/09/14

おはなし会 芽ぶっく 

バスに乗って必ず同じところにたどり着く夢をいつも見る。モノクロの場面が続き、暖かい色になった時に、あぁ、こんな思い出もあったなぁ、と感じます。 『大人が読みたい絵本500』 https://bookmeter.com/books/10792865 で紹介されていた。【泣きたいとき】

2021/02/04

mari

これが内田麟太郎さんの人間としての幸せへの再生の一冊なのかな?エッセイを読んだので、この本がかけて良かったな、と思いました。絵本の力と内田さんの気合いというか、人間力というか、すごいな。と思います。

2015/02/03

パフちゃん@かのん変更

大人向けの絵本ですね。主人公も今は大人。思い出そうとしても思い出せなかった自分を生んだお母さんとの思いでを思い出すことができてよかった。

2012/07/18

あおい

何度も見る同じ夢。暗くて不安だけど何か大切な事のような…2番目のお母さんの謝罪と別れを経て本当のお母さんとのたった一つの大事な思い出を思い出す。最初はモノクロだったのが最後はふっきれたような鮮やかな色彩に。

2021/03/30

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