小さな努力で「人生の幸福」を増やす法―幸田露伴『努力論』「直接」の努力と「間接」の努力 (座右の名著シリーズ) (〈座右の名著〉シリーズ)
小さな努力で「人生の幸福」を増やす法―幸田露伴『努力論』「直接」の努力と「間接」の努力 (座右の名著シリーズ) (〈座右の名著〉シリーズ)
- 作家
- 出版社
- イースト・プレス
- 発売日
- 2010-05-01
- ISBN
- 9784781603926
小さな努力で「人生の幸福」を増やす法―幸田露伴『努力論』「直接」の努力と「間接」の努力 (座右の名著シリーズ) (〈座右の名著〉シリーズ) / 感想・レビュー
のぶのぶ
4、5年、止まっていた本。気になり読み始めると今、課題になっている解決策が書いてある。「自然の齟齬と認めれば、人間のいざこざは、その半分は減らすことができる。」「新たにしなければならないと信じる古いものを一刀のもとに斬って捨て、跡には何も残さないこと」心に刻もう。線を引いてあるので前のページを振り返ると「直接の努力と間接の努力を」間接の努力、将来に備えての準備の努力も怠らないようにしたい。読了!!
2016/05/14
rigmarole
印象度B。幸田露伴『努力論』(および『修省論』からも数章)の、齋藤による現代口語訳。『努力論』の原書は岩波文庫からも出されています。 この訳は非常に読みやすいです。実家の町にある本屋のビジネス書の棚で見つけ、パラパラとめくってみると、まさしくビジネス書っぽい内容。昔の本で、かつ今っぽい内容が書かれているのは面白そうだ、と思い購入しました。暫く放っておいたのですが、2年経ってしっかり読みました。ところが、期待した割りには、面白さを感じなかったというのが率直な感想です。
2012/08/27
フィロ
これは〜…また読み返す時ありそうな気がする本でした(._.)
2011/09/29
naruo_homewood
原文は漢文調で書かれているので読むのに苦労しますが、本書は分かり易い現代語訳なので助かります。内容的には、精神論だけではなく、具体的な方法論に落とし込み易いものになっており、ためになりました。勿論、ただ漫然と流し読んだだけでは駄目で、自分の人生で実践するには何をどうすればいいかじっくり考える必要はありますが、その為の道筋を示してくれる良書だと思いました。
2013/09/01
いかちょー
幸田露伴の『努力論』を齋藤孝が読みやすく書き直したもの。「努力を忘れて努力する、それが真のよいものである」という言葉が印象深い。努力について書かれたもので、言葉の一つ一つに重みがある。「有福」「惜福」「分福」「植福」と四つの幸福の増やし方が書いてあり、渋沢栄一の『論語と算盤』などに通じるものがある。特に若い人には是非読んで欲しい一冊。
2010/10/21
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