武士道―日本精神の「華」は、いかに鍛えられたか (座右の名著シリーズ) (〈座右の名著〉シリーズ)
武士道―日本精神の「華」は、いかに鍛えられたか (座右の名著シリーズ) (〈座右の名著〉シリーズ) / 感想・レビュー
frosty
武士道とはいかなるものか。これまで武士道に憧れてきたものの新渡戸稲造さんの武士道はあまりよく知らなかった。何となくイメージはあったものの、詳しくはわからなかった。武士道の中における女性の立ち位置は何となくわかったし、武士の時代にはそれが合っていたように思う。尊敬もできるけれど、マネしようとは思わなかったな……でも、男女問わず、武士の時代の人々が誇りを持って貫いていた精神は見習いたいと思った。
2015/02/07
naruo_homewood
日本人がかつて持っていた世界に類を見ない精神論であり価値観である「武士道」。今となってはあり得ない考え方が多々あるが、これが開国後の日本を急速に発展させた原動力であったことは間違いない。1899年の出版当時でさえ、既に「武士道」が廃れつつあることを寂しく思っている新渡戸氏だが、同時にこの精神が生き続けることも確信している。現代の私達も、日本人の精神構造の原点がココにあることを知っておくべきでしょう。
2013/09/18
nakagawa
難しい内容で理解できなかったところもあったどんな困難が自らの前にたちはばかっても逃げずに立ち向かおうと思った
2016/08/12
テレシコワルツ
訳本でも難しい。外国の本からの引用も多く、ある程度の暗黙知がないと読んでも分からないかも。
2010/08/10
湧太郎
現在の日本では、若者があまり欲を持たなくなったと言われることが多いが、逆に高度経済成長期に見られたような欲望に忠実な生き方こそ日本の歴史においては異質な時代であったのかもしれないと思った。 日本人の美しい面について余すところなく紹介されていて、今の日本人こそ読んだほうがいい。
2021/04/01
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