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粋に暮らす言葉

粋に暮らす言葉

粋に暮らす言葉

作家
杉浦日向子
出版社
イースト・プレス
発売日
2011-05-14
ISBN
9784781605517
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粋に暮らす言葉 / 感想・レビュー

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ミカママ

江戸時代よりの使者、杉浦さんの言葉集。どれもここに書き出したい、じわりとくる言葉ばかり。いい加減でいいんだよ、頑張るなんてもってのほか、と励まされる(笑)若くして現代の世を見限った杉浦さん、今ごろは古巣のお江戸に戻り、あくせく暮らすわたしたちを見守ってくれてることでしょう。

2018/01/20

優希

現代の江戸人、杉浦日向子さんのお言葉の数々。どれもこれも格好良く響きます。一言として無駄な言葉はなく、心に刻み込みたいものばかりでした。まさにイキ、そのものです。

2018/04/15

ハイランド

杉浦日向子女史が亡くなられて、もう十年経つのですね。文化文政から幕末にかけての江戸の市井の人々を活写し、後年は解説者、そしてエッセイストとして私達に江戸の本質を語ってくれた彼女は、江戸からふらりと現代に訪れ、ふと再びあの時代に戻っていったかのように思われます。不自由で、ものが乏しく、諦観に浸っていたからこそ、粋な遊びを追求していった江戸人。その哀しさに、若い頃から病に苦しんでいた女史だからこそ、誰よりも傍に寄り添えたのかもしれません。女史の言葉の数々に触れ、また彼女の漫画をじっくりと再読したくなりました。

2015/08/04

こばまり

改めて、やはり杉浦日向子さんはタイムトラベラーで、日本人の頭の凝りをほぐすという一時の役目を終え、本来の居場所である江戸時代に帰られたんだと思いました。同装丁の『憩う言葉』と共に自室本棚に並べてにまにま満足しています。

2014/03/27

tera。

杉浦日向子のこれまでの作品からの言葉。 粋に暮らす・楽に生きる・江戸の魅力で構成。江戸っ子じゃない私には興味深いながらも、本当には理解出来ていないのかもしれない言葉の数々。言葉だけを切り取って纏めた物を読む前に、作品を読んで言葉の前後の内容を知った方が楽しめたのではないかと感じた。「江戸」といえば遠い昔のようにも思うけれど、150年前はまだ江戸時代だったんだよなぁ・・。

2014/03/25

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