新装版 谷川俊太郎の問う言葉答える言葉
新装版 谷川俊太郎の問う言葉答える言葉 / 感想・レビュー
Yukiho Akechi
本屋で偶然手にとった一冊。掲載数は少ないものの、谷川俊太郎さんの死や人生についてのストレートな短い言葉の一つ一つが、凄く胸に迫りました。編者さん優秀。詩はあまり読まないのですが、たまに写真よりもリアルで、小説よりもその世界にすうっと入り込める詩を見つけると、感動を覚えます。この本がまさにそうでした。またゆっくり読み直して、一つ一つの言葉をしっかり噛みしめたいと思います。「さびしいと感じる時、ぼくは孤独ではありません。ぼくはその時他の存在を予感し、さびしいと感じることでかえってそれらと結ばれているのです」
2014/09/23
Kaz
一言一言をかみしめるように。何度も何度も繰り返し。近づけなくとも追いかけることに意味がある。
2013/09/11
ゆっぽん
なんかずしーんときた。静かに朗読されているような静かな力強い言葉。繰り返し読まないとわからなそうなところもあって、時々読み返したい。なんていうかこれだけのシンプルな装丁と言葉で伝わる世界ってすごいなぁと思う。/僕等が浪費するのは僕等が過剰なものをもっているからではなくて、むしろ僕等は浪費することで不足しているものを手に入れようとしている、それは一種の体を張った投資なのではないでしょうか。
2013/02/04
Ando Takenori
『他人と出会うのは戦争みたいなものだから、命がけである。』それでも出会いを求めるのが人間であろう。
2012/10/28
Yoichiro Mitsui
これは、ザーッと読まないで、ゆっくり、それこそ一日ひとつ、ぐらいのペースで読んだほうがいいと思う。文字は少なくとも、ひとつひとつはとても奥深いので。
2012/09/19
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