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それでも私が捨てられなかったもの

それでも私が捨てられなかったもの

それでも私が捨てられなかったもの

作家
やましたひでこ
出版社
イースト・プレス
発売日
2014-09-07
ISBN
9784781611983
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それでも私が捨てられなかったもの / 感想・レビュー

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パフちゃん@かのん変更

ごきげんに暮らすためのいろいろ。雑木林の残る断捨離ハウスと小松にある町屋をリフォームした本宅が紹介されていましたが、ステキですね。いわくつきの町屋を安く譲ってもらったけれど、基礎から直すリフォームで五千万近くかかったとか・・。そうよね、妥協せず良いものを目指せばそれなりにお金もかかるということですね。『松葉屋」の栗蒸羊羹「月よみ山路」を食べてみたい。アフリカの「赤い戦士」の絵が気に入りました。森秀一氏の「遊墨書」も素敵。玄関に飾ってある「出てきたところに還るだけ」がほしい。『7つのチャクラ』も読みたい。

2015/11/04

おくちゃん🍎柳緑花紅

モノを通じて自分を知る。断捨離とはヨガの「断行」「捨行」「離行」の頭文字をとった言葉。執着を手放すための三つの「行」を片づけという手法に落とし込んだもの。捨てることに執着するものではなく、よりご機嫌に生きていくための手法であって捨てることが目的ではない。やましたひでこさんに、それも捨てられなかったものがあるように、誰にでもきっと大切で愛おしいものがあるのだろう。それを慈しみながら生きていくことが、ご機嫌に生きること。我が家をパワースポットのように。極められたら凄いなぁ。日々修行です。

2016/07/22

Tadashi_N

物語のあるものだけが、このように残っていく。

2017/06/23

Kikuyo

こざっぱりとした和室でくつろいでいるかのような読後感。雨を愉しめる家というのはすごく魅力的。 断捨離は「捨てることが目的ではない。モノを通じて自分を知り、よりご機嫌に生きていくための手法」のこと。モノを慈しむことはついつい怠りがちだけど、大切にしたい気持ちのひとつ。どれだけ丁寧にモノと向きあえるか、ということなんだろうな。身の回りのモノたちともじっくり対話してみよう。

2016/08/04

ごへいもち

何にも執着しないようなイメージとは違ってアジアやアフリカの置物などに目がないらしい。プライベートな辛い話も書かれていて意外。断捨離を期待したらNG。財布は毎年買換えるというのがそれらしいかも。でも数万円の財布を一年で捨てるのはちょっと…という庶民とは違うなぁ。有名な小松の町家、山のような片付けを作業した上に5千万円もかかったとは驚き。

2014/10/30

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