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ザ・サークル 選ばれし者たち

ザ・サークル 選ばれし者たち

ザ・サークル 選ばれし者たち

作家
マッツ・ストランドベリ
サラ・B・エルフグリエン
久山葉子
出版社
イースト・プレス
発売日
2014-08-07
ISBN
9784781612287
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ザ・サークル 選ばれし者たち / 感想・レビュー

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nightbird

1年経っても続編の邦訳が出ないようなので、続きは英訳版でいいやと読み始めたら、設定やキャラを忘れちゃってて1ページ目に登場する人がすでに「この人誰」状態だったため、こりゃいかんと1作目を再読。そして読み終えて、2作目冒頭で誰だかわからなかった人は2作目からの新キャラだった事が判明した。何のために再読したんだ…。(2回目でも面白かったからいいけど)

2015/12/18

nightbird

スウェーデン産YAダークファンタジー。女子高生たちの青春物語とファンタジーの融合+サスペンスミステリ風味入りで面白い。ファンタジックな一方で閉塞した田舎町やそこに住む幸せでない大人たち、ヒロインの家庭の問題や学校でのいじめなどリアルな現実社会の暗さが作品世界の中にあって、それが作品を読者の近くに連れてきてくれる。恋愛は描かれてもロマンスが話の中心にならないのも○。6人のヒロインたちは全員元気で明るい子では全然なく、悩みを抱えた問題児が多くてお互い仲もあまり良くない。そこから徐々に距離が近づいていくのがいい

2014/09/12

あずき

街や家庭に閉塞感を持ちながらも、日々を過ごす少女たちが、ある日を境に本当は魔女だったと知らされたら。家族も友人も普通の暮らしを続ける中で、悩みそれでも前に進もうとする姿を少女ひとりひとりの視線で丁寧に描かれていく。果たして街を覆う悪とは何者なのか。対抗するには、少女たちが一丸となって戦うこと。。しかし、これがなかなか難しい。スクールカーストが渦巻く学校生活。そんな魔法とは無縁の世界だからこそ、物語の展開が新鮮で興味深いです。本国では三部作、全て刊行されている様なので、続刊が早く刊行されます様に。

2014/09/21

kitou

スウェーデン版八犬伝か。悪魔と戦うべく定められた7人の戦いを描く3部作のfirst。海外では大人気だそうな。いささか、中二病的設定に辟易しなからも、楽しく読みました。7人のうち、前半あっという間に2人殺され5人になってしまいます。大丈夫か?というおっさんの心配を他所に、なんとか最初の敵を退けます。彼女たちは魔女だそうで、唯一の男子は殺さされていますが、もし生きていたら、魔男と呼ぶのでしょうか?

2014/12/24

ひとみ

衰退著しい田舎町の高校で男子生徒が不可解な自殺を遂げた翌日、それまでほとんど接点のなかった女子生徒達六人が「選ばれし者」として魔法の力に目覚め、団結して別の世界からやってくる邪悪なものと戦わねばならなくなる…とストーリーだけをみるとよくある感じだが、家庭や学校の問題でそれぞれ鬱屈している少女達の個性が立っており、流行りの郊外小説として読んでも面白い。不気味な敵と味方サイドですらよくわかっていない魔法の描写、主人公チームに嫌われ者のいじめっ子やビッチなタイプの子もいるのが日本には無い感じで良い。

2014/11/10

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