後ろ歩きにすすむ旅
後ろ歩きにすすむ旅 / 感想・レビュー
紫羊
ほほ完全に占いを離れた旅エッセイだからか、著者の好奇心旺盛な子どものような愛すべき素顔に触れることができた。結果として、占いに関して書かれた著者の文章には、それがどんなに洒脱な表現であっても、深いところでビシッと一本筋の通ったプロ意識が存在することを知る。とはいえ、本著の中にも著者にしか書けないような胸にしみる表現が沢山あった。
2016/02/14
さすらいのアリクイ
去年買った「よるのむこう」という絵本の帯にこの本の著者の方が文章を寄せていて、その文章が素敵だったのでこの本を。ベトナムやマニラ、京都など海外・国内への緩めの旅のことが書かれた本。ベトナムで両替を大量にしてしまったり、屋台に入るのを躊躇しながらも謎の食べものを満喫したり、京都市役所付近の謎のオブジェに反応してしまったり…。読んでみて何だか、ふわっとした旅をされているのかなと。でもそのふわっとした体験記、現地での経験談に色んなことが詰まっていて、なんだかんだで著者の方の楽しんでいる感じが伝わってくる本です。
2016/01/29
かめぴ
海外旅行、ひとり旅憧れるなぁでも怖いなぁと何年も思い続けている身としては…後ろ歩きくらいが丁度いい。成田空港を通り抜ける事が1番のミッションで、のっけから吹く。が確かに。チェックインて何?出国ゲートてどこ?ビビり具合が半端ない。笑。
2019/06/09
おさと
日比谷公園のおせいさん。よく通っているところなのに全然しらなかった。調べたら面白いサイトに出会って、また一つ面白いことを発見した。他にも心に響く言葉が散りばめられている。人生は旅なのだなぁと思った。
2016/02/20
Salsaru
ちょっとした気づきに優しさと正直さを感じる文章。気持ちが穏やかになる。
2016/02/27
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