増補改訂 日本という国 (よりみちパン!セ)
増補改訂 日本という国 (よりみちパン!セ) / 感想・レビュー
たんたん麺
毎日つまらねえなあ。やってられねえなあ。まずは、そこから始めてみようか。そこで福沢諭吉だ。フクザワ・ユキチだ。一万円札に写ってる、あの人だよ。こんな感じで始まるんだけど靖国問題や9条に対してわかりやすく書いてあるので考えるきっかけになった!
2014/05/04
とよぽん
中学生向けで、ルビもついており、読みやすい。けれど、明治維新以降の日本について150年の間の日本の歴史をこれほど分かりやすく説いてくれた本は貴重だ。そして、大人もぜひ読んでほしい。学校で習った歴史を、世界の中の日本に絞って、客観的に見せてくれる。もちろん、中高校生にはぜひ読んでほしい1冊だ。
2016/12/25
joyjoy
中学校図書館。3年生の教科書紹介本コーナーから。おもに教育、軍事に関する近・現代史がよく分かる。学歴社会がどのようにつくられていったのか、など、大人が読んでも「そういうことだったのか!」と、これまでの知識を整理できるような話がたくさんあった。ルビが多く読みやすいので、生徒たちにも、ぜひ読んで今後の「日本という国」について考えてみてほしい。外交関連のニュースにも関心を持てるようになるんじゃないかな。この増補改訂版は2011年刊。2018年には決定版も出ているんだね。
2024/02/26
Riopapa
では、どうする、となると、答えはないようだ。自分もそうだが、日本人はどちらかというと受け身であるような気がする。欧米のように自らアグレッシブにはなれないのではないか。
2016/06/11
koi
80年代末まではアジアに親米独裁政権が多かったので、日本は米国にくっついてさえいればアジアでの関係はどうにかなった。米国の口利きで戦後補償を外交的に安く済ませ、戦争被害者の不満は独裁政権が押さえて表面化しなかった。今後はそういうわけにいかないのに、近隣国との関係を悪化させたまま米国追従するのがいいことなのか?という問題提起は真っ当だと思います。どの国でも自国の誤ちを公式に認めるのは難しいことですが、米国は強制収用した日系人に謝罪と補償を行い、米国の言う「人権」に説得力を与えようと姿勢を見せている。
2015/11/28
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