神さまがくれた漢字たち (よりみちパン!セ)
神さまがくれた漢字たち (よりみちパン!セ) / 感想・レビュー
犬養三千代
2011年7月15日 イーストプレス 白川静監修 山本史也著 漢字の成り立ち入門の良書。挿絵も表紙も良い感じ。「久」が身体をとどめる死者を写す字。「凶」が死体に施す文身(入墨?)の印で「胸」のなかに「凶」がはいってる。などなど そうだったのか!と頷く。 白川静さんは手強いかなぁ。
2018/12/30
まげりん
「フリガナ振ってあるから、小学生向けです」って図書館で言っていましたが、無理です。呪的とか酷使とか、フリガナあったって無理です(^_^;)と言うわけで、小学生には無理ですが、中学生にはいけると思います。が、全部にフリガナは要らないかも…内容は興味深いのですが、フリガナの煩さに辟易…
2015/01/29
インテリ金ちゃん
漢字は恐ろしい。
2013/05/25
RYU
白川静氏の最後の薫陶を受けた国語教諭による。目や耳は霊的な象徴である一方、口は「さい」という箱で、その中には祈りの文を収めており、神と人との行き来を支える媒介として機能。
2017/09/11
なおこっか
漢字は人外の力が関わって成立したとの中国の伝承、文字に対する畏怖、その必要性は神への祈りや占から生ずる、との説には頷けるものが。少なくとも、既存の説以前まで遡らなければ成り立ちは論じえないということは理解したが、この本一冊で納得できるかというと少々難しい。引用例が日本なのか中国なのか、どの時代なのか、など一貫しておらず、文化と照らし合わせての根拠は薄い。口の字が口ではなく器を表すとして、では口を表さなかったのは何故なのか?うーん、わからん。
2017/07/17
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