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こんな私が大嫌い! (よりみちパン!セ)

こんな私が大嫌い! (よりみちパン!セ)

こんな私が大嫌い! (よりみちパン!セ)

作家
中村うさぎ
出版社
イースト・プレス
発売日
2011-10-04
ISBN
9784781690162
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こんな私が大嫌い! (よりみちパン!セ) / 感想・レビュー

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mari

自分が大嫌いゆえ、自分探しをし、自分イジメをし、自分を傷つけ、自分を追求し続けている、中村うさぎさん。それは結局、自分大好きの裏返しだったと、教えてくれる。人とくらべて一喜一憂し、落ち込んでいる思春期のミンナには響くだろうな。やっぱり人生に迷ったり、苦しんだりした時は、本屋さんや図書館で先人に学ぶのがいい。これを手にとって救われる若い人達がいますように。。この本が見つけられますように。。。

2014/08/15

fu

「よりみちパン!セ」シリーズ。中村うさぎさんに興味を持ったので読んでみた。常に目の前に鏡を置いて、自分を四方八方から意識し続けている印象を持った。自己評価が低く、他者評価に全てを委ねるが故、極端なまでに整形や容姿にこだわり続けているのか。外見は整形できても、元凶である内面は整形できないのだから悩みはエンドレス。自意識過剰になりがちで、自分のとの距離がうまく取れない思春期の人が読むと共感できるだろう。

2014/10/13

橘 由芽

思春期の子供さんに向けて書かれた本です。顔が嫌い、体が嫌い、性格が嫌い・・・自分にもそんな時期があったな。自意識過剰の中二病みたいな時期は誰にでもあって、年をとった今思えば「なんだったんだ?!あれは一体・・」という感じなんだよね。けれども、当時の自分に言って聞かせたところで到底受け入れなかったと思う。代わりに、大人になるって鈍感になる分、随分楽だよ、だからやけになったり自暴自棄にならないでじっと嵐が過ぎるのを待つことだ、そんなふうに言ってあげようかな。

2021/02/21

きゅうり

中学生くらいかな?ティーンに向けて。自分嫌いはどうしたらいい?自己評価を上げるには??優しい語り口でも、今までの自分の経験を赤裸々に語り、得た答えを教えてくれる。エッセイを読んで、傷だらけになりながら答えを模索するうさぎさんを見てきていると、ここまであっさりと語れる強さに痺れる。

2017/08/06

みどり

私はとくに自分のことは嫌いという自覚はない。外見も内面も、とくべついいわけではないが嫌いになるほどではない。けれどこの本を読んで自分も多少自分嫌いを気にしないようにしてきたのだなとも思った。”自己評価の低すぎる人って、とっても謙虚に見えてほんとうは誰よりも傲慢で自分を高く見積もりすぎているウヌボレ屋さんなのかもしれない”ここでは「向上心」と「自分嫌い」を切り離して考える。自分に近寄りすぎない距離を保つことが大事なのでは。客観性を持って自分を見つめ直すと、たしかに見えてくるものもあるのではと思う。

2017/02/23

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