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きみが選んだ死刑のスイッチ (よりみちパン! セ)

きみが選んだ死刑のスイッチ (よりみちパン! セ)

きみが選んだ死刑のスイッチ (よりみちパン! セ)

作家
森達也
出版社
イースト・プレス
発売日
2011-11-17
ISBN
9784781690216
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きみが選んだ死刑のスイッチ (よりみちパン! セ) / 感想・レビュー

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よこしま

人の命は戻らない。もしあなたが人の命を奪ったのなら、何をやっても、絶対に償うことなどできないのだ。だから人は人を殺してはならない。どんな理由があろうとも。◆“死刑”について森達也氏の本を追ってみました。冒頭が彼の結論。ドラマ『相棒』でも、被害者家族の気持ちを追った「ありふれた殺人」、逆に加害者家族を「逃げ水」で取り上げてます。しかし、読まれている皆さんも私も当家族ではないのですから、本当の気持ちは解かりません。◆報道で容疑者の顔と名前が大々的に出るのは日本だけです。故に感情的に賛成していしまう訳です。

2015/05/21

サトゥルヌスを喰らう吾輩

日本で暮らしているイタリア人男性とその息子さんの会話ーー「息子に胸を張って、人はどんなときでも人を殺してはいけないと教えたい。でもこの国ではそれができない」ーーが印象的でした。

2015/04/14

すうさん

死刑制度に関してや冤罪や裁判員裁判についての話をヤングアダルト向けに書いた本。表現が易しい分だけ問題がハッキリと理解できる。私自身も裁判員裁判については一見いい制度のように思っていたが、裁判に時間がかかるとかわかりにくいとかいうのは裁判官の努力不足であり、裁判員が入っても結局は権限がないのもわかった。その制度は法曹界の「言い訳」のためだというのもよく分かった。それと森氏が好きなところは、決して正義を押し付けないところ。彼は多面的に物事を考察して、その上で自分の意見として述べている。だから深い本になるのだ。

2021/03/31

犬養三千代

森さんらしい一冊。子ども向けに解りやすく説明している。だい4章の死刑の記述がリアル。賛成が85%って??驚き。。ノルウェーの司法。刑務所出所の時に仕事と住居が保証されている制度は見習ったほうがいいと思う。

2020/08/11

死刑にまつわる制度や他国との比較などが中高生向けにわかりやすく書かれている。

2017/07/27

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