毎日が冒険
毎日が冒険 / 感想・レビュー
kinkin
「毎日が冒険」というエッセイ集。寺山修司氏主宰の天井桟敷メンバーだった著者による面白い視点だ。花の種を散歩途中に捲きながら歩く、電気を追いかける旅、自分のテーマソング、十年後への贈り物、価値のない価値他、今すぐ自分でやってみることも可能な面白さが書かれている。人生を楽しむためにはお金や権威、モノを持つことだけでなく考えかたひとつでもかなり変えることができると感じた。後半に寺山修司氏の思い出も載っていた。
2016/06/13
Takako
演出家・萩原朔美さんのエッセイ集です。たくさんのエッセイが収められており、派手ではなくてもひとつひとつが滋味深いです。自分を取り巻く世界から受ける感覚の、はっとするような色鮮やかな違い。性別を感じさせない(最初女性だと思っていました)、柔らかな感性。子供の中に潜む大人の部分ではなく、大人の中に残る野放図なままの子供の部分を大切にしたくなる、そんなエッセイ集でした。
2017/04/23
ぐう
「くちぶえサンドイッチ」で紹介されてて気になったので読みました。小さな本でかわいい。タイトル通り、毎日が冒険になるようなヒントが描かれていて面白かった。植物についても詳しく描かれていて勉強になりました。
2016/10/28
cymbal
見慣れて見飽きた日常も、少しだけ視線を変えてみるとまったく別の姿が見えてくることもある。そんな小さな発見を濃縮したようなエッセイ。
2011/11/03
:*:♪・゜’☆…((φ(‘ー’*)
萩原朔太郎の孫。Ⅰは楽しかった。 Ⅰ毎日が冒険…1991年~2000年 Ⅱ都会の植物詩…1975年~1981年 Ⅲ都会の貌…1990年~1991年 三月書房に母の作品もあるらしいので読んでみることにした。
2018/08/01
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