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プランと状況的行為―人間‐機械コミュニケーションの可能性

プランと状況的行為―人間‐機械コミュニケーションの可能性

プランと状況的行為―人間‐機械コミュニケーションの可能性

作家
ルーシー A.サッチマン
佐伯胖
水川 喜文
上野 直樹
鈴木 栄幸
出版社
産業図書
発売日
1999-10-28
ISBN
9784782801260
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プランと状況的行為―人間‐機械コミュニケーションの可能性 / 感想・レビュー

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26-ring-binder

ラトゥールの「社会的なものを組み直す」117頁で引用された書籍だったので読んだ。人の行為について、今どきの認知心理学者の全能感が滲み出た説明をされるよりも、シチュエーションによって行為されるという説明の方が納得できる。この本の研究をUXのような限定的で実務的な分野に限っての応用と思って欲しくない。ただ、この本はなんといっても難し過ぎる。思うに変に実務的に見える図や例示のせいで、要旨が見えない説明文の割合が多いのかもしれない。

2022/06/14

KOF-JEE

コミュニケーションやインタラクションなど、人間の行為はすべて「状況に埋め込まれている」ということであり、これらの行為を解釈するにあたってはその状況が決定的に重要であるということ、またその状況は時々刻々と変化しており、人間の行動はその都度変化するものであり、計画(プラン)が人間の行動を決定しているのではないということ。少々難しい内容ではありましたが大変勉強になりました。

2015/03/02

そうとめ

10年くらい前に、原書を読もうとして挫折して、そのままにしていた本です。 訳者の佐伯先生をして、難解な英語と書くほどの本だったとは・・・改めて納得。 状況的行為(situated action)という用語を定義した本。 すべての行為のコースは、本質的なあり方で、物質的・社会的な環境 (circumstances)に依存したもの。どのように人々が知的な行為を達成するため に自分の周辺環境を用いるか追求している。 以下、抜粋■ 第7章の「人間と機械のコミュニケーション」では、ユーザーとコピー機とのイ ンタ

2012/05/16

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