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鼻行類: 新しく発見された哺乳類の構造と生活

鼻行類: 新しく発見された哺乳類の構造と生活

鼻行類: 新しく発見された哺乳類の構造と生活

作家
ハラルト・シュテュンプケ
Harald Stumpke
日高敏隆
出版社
新思索社
発売日
1987-04-01
ISBN
9784783501459
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鼻行類: 新しく発見された哺乳類の構造と生活 / 感想・レビュー

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らぱん

鼻行類(びこうるい、学名:Rhinogradentia、別名:ハナアルキ[鼻歩き])についての専門書。予想通りで、こちらの生物学的専門知識が足りず、学名や参考文献の洒落を理解できなかったがそれはそれだ。「やるならとことん」的な姿勢で、頁が進むにつれ、鼻で立つ、歩くから、鼻の数がどんどん増して、鼻で後ろ向きに跳ぶヤツがいるかと思えば、耳が巨大化して飛んでいくヤツがおり、鼻が花になる駄洒落(日本語的には)では50㎝で直立する尻尾とか、ツッコミどころは満載で挿絵を見ているだけで笑える。遊びは本気じゃないとなぁ。

2020/08/13

すぱちゃん@水の中で泣いている人の涙に、気づけるような人になりたいんだ

最近(1941年)迄発見されてなかった南海のハイアイアイ群島には、それまでの常識を覆す鼻行類という哺乳類の新群がいた!鼻行類は群島内で種分化し鼻で歩いたり、鼻で獲物を捕らえたり、様々な形態や生態を有する。本書は様々なテクニカルタームを用いながら、物語のように描かれ、飽きさせない。群島の先住民「フアナ=ハチ族」が、文明人の持ち込んだ流感で絶滅した様は耳が痛い。さて、本書は実話であろうか?学術論文の形式を用いているし、訳者の一人があの日高敏隆大先生である。しかし、一種の良質なジョーク、フィクションであろう。

2020/05/31

メイロング

ナベゾームが1メートルもあったことに驚きだよ、論文調が読みにくいが、雰囲気作りとしては怪奇小説のそれに近いのかも。挿絵も多いのでがんばれる。この本の子孫が、アフターマンやfuture is wildなのかな。想像しにくい術語を補うため、NHKスペシャルが自慢のCG技術を駆使したドキュメンタリー番組を制作してほしい。そう、四月一日あたりに。

2009/12/10

Tatsuya

何年も前に本書の存在を知って以来、ずっと読みたいと思っていたのがようやく叶いました。が、期待が大きすぎたのかな……。思ったほど楽しめなかった。解剖学的な専門用語が多くて、とっつきにくかったのかもしれない。とは言え、バリエーション豊富な鼻行類の動物たちは魅力に溢れていてニヤニヤできた。一部、さすがに悪ノリし過ぎじゃね?と感じる部分もあったけど、それも含めて本書の魅力だと思う。

2009/07/17

トビハナアルキかわいい

2016/12/16

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