子どもは小さな哲学者 合本版
子どもは小さな哲学者 合本版 / 感想・レビュー
踊る猫
子どもは多分、相対的により限られた語彙や知識の中で考えなければならないため、傍から見るとトンチンカンな発想をしてしまうものなのだろう。だが、その発想の中にこそ柔軟な感性を養うヒントは存在しうる。哲学的問いをこじらせないよう、著者のマシューズはフルコンタクトで子どもたちの問いに向き合い、考え抜く。それは大人が勝手に子どもの中に理想の人間像を見出して満足したいからではなく、子どもを(柄谷行人的な意味で?)他者と見做し共生したいからでもあるだろう。子どもたちの豊満な想像力をどうソフトランディングさせるか問われる
2021/02/14
こひた
子供は思いもよらない論理力、洞察力を発揮する。認識が環境によるものとはいえ、思索の可能性は無限のごとく広がる。
2015/06/16
kuro
めも 子どもとの対話の過程
2020/09/07
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