金子光晴詩集 (現代詩文庫 第 2期8)
金子光晴詩集 (現代詩文庫 第 2期8) / 感想・レビュー
有沢翔治@文芸同人誌配布中
大正五年から昭和後期にかけて活躍した金子光晴。反権力・反権威の詩を書き続けてきた。戦時下にあって反戦をテーマに詩作を続けて、反骨精神が伺えるだろう。また女性を主題として詩も書いている。 本書には「リアルの問題」などの詩論が併録されているが、「偈」からも詩への姿勢が現れている。 https://shoji-arisawa.blog.jp/archives/51526885.html
2022/11/05
抹茶ケーキ
「泥洲に立つた十三本の松葉杖、脚のぐらつく僕の椅子を、誰かにゆづりわたすには、僕が死ぬよりほかにない。日本はまづしく、椅子の数もすくないことではあるし」(p. 84)/「あとから、あとから湧きあがり、閉す雲煙とともに、この国では、さびしさ丈けがいつも新鮮だ」(p. 51)
2015/12/06
astrokt2
未レビュー
2011/09/07
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