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高橋睦郎詩集 (続) (現代詩文庫 第 1期135)

高橋睦郎詩集 (続) (現代詩文庫 第 1期135)

高橋睦郎詩集 (続) (現代詩文庫 第 1期135)

作家
高橋睦郎
出版社
思潮社
発売日
1995-12-25
ISBN
9784783709046
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高橋睦郎詩集 (続) (現代詩文庫 第 1期135) / 感想・レビュー

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misui

俳句・短歌・能曲と形式を変えて、存在の彼方の永遠なるものを求めて言葉の彷徨は続く。詩人が年経たこともあってなのか、時間の中を過ぎ去っていく存在へ愛惜の念を歌う詩も出てくる。詩人自身の埋められないナルシシズムをそのままに。だけど、あまりにストレートに性的な言葉が多いので少々辟易した。

2014/06/11

「生者は死者の犠牲において生者なのだ。死者を加害することによってのみ、生者として生きることができるのだ。ただし、この加害による生はつねに負い目を持つ生である。この負い目を 持つ生から負い目を除く方法は、一つしかない。自分たちの加害の状況、被害者から言えば被害の状況を再現することだ。これが劇発生の根本理由でなければならない。その意味では、原初的の劇はすべて供犠劇なのである。供犠にはつねに供犠執行者がいなければならない。能の場合で言えば、ワキが、加害者たる観客の代表としてのワキが、その供犠執行者なのである。」

2023/06/12

桜井晴也

「夕焼けがある/世界でいちばん悲劇的な/そのゆえに いちばん美しい夕焼け」

2009/11/04

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