長田弘詩集 続 (現代詩文庫 第 1期146)
長田弘詩集 続 (現代詩文庫 第 1期146) / 感想・レビュー
nrk_baby
まだ詩を読む力はないなぁと痛感評論の方がわかりやすいと感じちゃうんだもの
2016/03/30
misui
戦争をほとんど経験せず朝鮮戦争に直面するにも若すぎたという世代的な陥穽にあったことが、なまじ先行の詩人が目立ったばかりに大きいように思う。「革命もドリルヒヒもみたことがなかった。/(…)/老いるなら、立ったまま老いるのだ。」(「どこへも」) そのようないらだち、もどかしさを自己確立の根拠にしなければならなかった初期を脱して、おどけた道化的な身振りで自己と世界を言葉にさらすスタイルへと変貌する。読みやすいけど言葉遊びの度が過ぎてちょっと。
2014/05/30
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