続・和合亮一詩集 (現代詩文庫)
続・和合亮一詩集 (現代詩文庫) / 感想・レビュー
たまきら
サンボマスターの福島への思いを叫ぶ歌を聴いているときに夫が借りたこの詩人の本を手にしビックリした。あの時、じっとしてられなかったから、ことばを、おとをただただ紡いだ人たちがいる。私はあの時臨月だった。そして恐ろしい情報を耳にしつつも体にためないようにするのが精いっぱいだった。娘が一年生になって、ようやく私も新しいアンテナを張る準備ができ始めた気がする。
2018/10/27
kentaro mori
直接だ。直接詩。詩の礫をぶつけられる。⚫️行き着くところは涙しかありません。私は作品を修羅のように書きたいと思います。⚫️放射能が降っています。静かな静かな夜です。⚫️僕はあなたの心の中で言葉の前に座りたいのです。あなたに僕の心の中で言葉の前に座って欲しいのです。生きると覚悟した者、無念に死に行く者。たくさんの言葉が、心の中のがれきに紛れている。⚫️「廃炉まで四十年」(現時点)/ところでわたしの言葉の/原子炉を廃炉にするには/何年かかる
2018/09/30
TOMYTOMY
詩を吐き続けるしかないのか、苦しい。慮る事も出来ない、まるで永遠に続くような苦しみ。 それでも、吐き続けるしかない。
2018/10/20
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