読者生成論: 汎フロイディスム批評序説 (昭和のクリティック)
読者生成論: 汎フロイディスム批評序説 (昭和のクリティック) / 感想・レビュー
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『不思議の国のアリス』を論じた「視姦の国のアリス」がとんでもなくて面白い。これを読んだら最後、もう『アリス』を普通に読むことは出来ない!
2015/07/13
なめこ
ルイス・キャロルの「アリス」を論じた章、その過剰な読みっぷりに脱帽しつつも、喜悦を隠そうともせず十歳の少女へ性的な眼差しを向ける読者にはわたしはなれない。小説を読む快楽と性の快楽の積極的で自覚的な混同、ということにしてもやはり腑に落ちない。この点は自分の今後の課題でもある。
2015/09/12
あだこ
だから「汎」なのか。アリスの論文とか、こんなのアリなんですか?と思わされる。汎フロイティズムに言わせればアリだ、と言いたいのか、それとも精神分析的批評は無効なのだと言いたいのか、どっちだろう。
2009/08/26
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