御身あるいは奇談紀聞集
御身あるいは奇談紀聞集 / 感想・レビュー
渡邊利道
二十一世紀最初の詩集。口頭発表の詩が多くあるそうで、前作同様と言うか以上にのびやかな歌の詩や即興的タイポグラフィーなど一篇で屹立するものが多い。作品発表のインターバルが伸び、連作のような構築性は薄まっている。そのぶん俗な幻想の枠が無造作に使われていて親しみやすいとも言えようか。
2017/02/05
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渡邊利道
二十一世紀最初の詩集。口頭発表の詩が多くあるそうで、前作同様と言うか以上にのびやかな歌の詩や即興的タイポグラフィーなど一篇で屹立するものが多い。作品発表のインターバルが伸び、連作のような構築性は薄まっている。そのぶん俗な幻想の枠が無造作に使われていて親しみやすいとも言えようか。
2017/02/05
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