名詩渉猟: わが名詩選 (詩の森文庫 102)
名詩渉猟: わが名詩選 (詩の森文庫 102) / 感想・レビュー
Kota
7人の詩人、作家らが、自分の「詩との生い立ち」をエッセイ風に語りつつ、影響を受けた詩を紹介していく自伝兼アンソロジー。企画はとてもいいと思うのだが、それぞれクセのありすぎる書き手なだけに、文章の手触りも方向性もてんでバラバラ(笑) まあ統一を求めたって面白くもないだろうが……。紹介する詩もほとんど抜粋されているので、詩の紹介書としても実用性が乏しい。まあ詩の本に実用性求めるな、って話でもあるが……。個人的には文章が不気味でありながらキレッキレで、取り上げている作品も幅広い塚本邦雄が一番印象的だった。
2019/06/14
hf
15:42 天沢退二郎1936-、池内紀1940-2019、岡井隆1928-2020、立松和平1947-2010、塚本邦雄1920-2005、坪内稔典1944-、四方田犬彦1953-のなかでちゃんと読んだことあるのは四方田犬彦くらい(池内紀も少し)だった。詩人というと田口犬男1967-か福間健二1949-くらいしか知らない私には勉強になった。気になったのは。。建畠晢「人類学なら曲がるのか」、朝吹亮二『密室論』、
2021/12/24
mio k
くされたる肉にさく薔薇 さてはかすかな愛の痙攣。
2015/07/26
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