鮎川信夫全集 (第8巻)
鮎川信夫全集 (第8巻) / 感想・レビュー
再読。しかし、鮎川信夫も吉本信夫も飲み屋のおっさんの与太レベルの話をこうもだらだら続けられることに改めて驚かされる。もちろん、全然、褒める気はないんだけど、同時代としては、こういう話もある一定の役割を果たしたのだろう。だから、リアルタイムを過ぎるとマジで陳腐なことしか言っていなくてこうまで読むのが苦痛だとは思わなかった。本当に何も考えていないんだな、と笑 吉本以外の対談者もこうも気が抜けていて、唯一面白かったのは内村剛介が、石原吉郎の詩をロシア語文法に照らし合わせて考察しているところでそこは読む価値がある
2017/05/13
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