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表紙

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作家
吉増剛造
出版社
思潮社
発売日
2008-05-01
ISBN
9784783730569
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表紙 / 感想・レビュー

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misui

いよいよもってわからない吉増剛造の言葉はともかく、多重露光を多用した写真には時空と記憶の交錯を感じられる。枠に収まらない言葉がテキストより肉声に向いているように、むしろ写真は吉増剛造の詩を伝えるのに適した形式かもしれない。

2015/06/24

misui

先日バスに乗っていた時に、信号待ちで停車したタイミングで窓の外に広がっていた鉄工場の風景に反対側の植え込みがガラスに重なり合って、ヘルメットに作業着の男性が茂みの中を火花を散らしながら歩いている風になっていた。本書の多重露光写真を思い出してどきっとした。

2015/10/27

袖崎いたる

無差別の境地とやら。無差別…無差別!(快哉を揚げるように)

2021/01/16

deerglove

これを詩人の感性と言っていいのかわかりませんが、まるで関係ないもの、そこにないものを重ねた作品であるにもかかわらず、見事な調和、絵画的な構成美を感じさせます。こんな写真もありなんですね。

2015/06/08

 

再読。『熱風』とこの本が吉増剛造のベストなものであると個人的に思います。

2020/04/26

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