Voix
Voix / 感想・レビュー
瀧口修造だったか、自分の「書く」ことが最終的に文字を超えて「点」や「線」に至ることを目指すということを言っていたが、吉増剛造の「最後の詩集」であるこの『Voix』には、むしろ、そのような「点」や「線」としか「読めない」言語(と同時に限りなく「開かれた」言語)が極限的な形で展開されていて相変わらず圧倒される。自分の過去の作品からの参照、或いは多方面に活動(今では、youtuberもやっているw)の集大成(=「最後の」)としての本作品を位置づけることは可能だが、むしろ衰えぬ若々しいパワーを感じるのは不思議だ。
2021/10/27
瀬希瑞 世季子
ン=遊ぼ!←いいぜ!
2021/11/14
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初めての吉増さん。圧倒された。現代アート? 読めない詩集に初めて出会った。
2022/05/09
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