HELLSING (1) (ヤングキングコミックス)
HELLSING (1) (ヤングキングコミックス) / 感想・レビュー
海猫
ドリフターズの続きが読みたいが次巻がなかなか出ないのでこちらに手を出す。ヴァンパイア活劇という趣向が好みだし、絵の濃さにインパクトありで大いに期待。
2013/09/07
流言
『我々は特化された特務機関ですから』。『吸血鬼』や『喰屍鬼』がいて、吸血鬼がいる以上『吸血鬼を倒す組織』があって『吸血鬼を倒す組織』があるのだからカトリックとプロテスタントで派閥や縄張り争いがあってーーという世界観を一瞬で落とし込み、吸血鬼は強いから強いのだと言わんばかりに敵を切り刻んでアーカードの無双ぶりを見せつける。台詞回しと演出力でゴリ押す過剰なまでの説得力は、この当時から健在である。『人間と同じように撃ったら人間と同じようにしか当たらん』などちょっとした言葉にもいかにも説得力がありセンスを感じる。
2014/11/10
kanon
遂に読む。絶対的名作を。…とは言うがまだしっかり読むのは始めてのことである(笑)でも面白いと言う噂は予々聞いていたし、「ドリフターズ」は読んだ回数が5周は優に超える程ドハマりしている(新刊早く!)。で、この作品もずっと気になっていたのだが、自分のこの”本は立ち読みでは無くしっかり購入して読みたい”と言う性分が発動し、だがしかし何時まで経っても値段が落ちない事件が発生し(10年前位の作品でだよ?)購入を阻まれていたのだが、遂に9巻まで108円を見つけた次第。しかも割と綺麗。今から本当に楽しみである。
2014/07/17
いいほんさがそ@蔵書の再整理中【0.00%完了】
*吸血鬼・第1巻*英国北部の小村、チェーダース村は、今この世の地獄と化していた…。血肉を求め、死してなお徘徊するゾンビで溢れているのだ!それも、吸血鬼の意志によって統率された状態で!?その時、ある男が現れる…問題の吸血鬼よりも、尚闇深く朱色の男が…。――素晴らしい吸血鬼作品!何より、著者ご自身が本当にブラム・ストーカーをよく研究されていると思いました。"天寿を全うする"を諦観として叩き伏せ、獰猛な意志の力だけで死を乗り越えた。そんな"人でなし達の奏でるブルース"が、凶暴なまでに耳に心地よい傑作!良書です。
2013/10/12
ぺぱごじら
20世紀の終わり、大英帝国には対フリークス(化物)特殊機関が存在した。その名は『HELLSING』。20代の妙齢当主サー・インテグラが率いる主戦力は『下僕・アーカード(Alucard)』と、とある村で発生した騒動の成り行きでアーカード自らが『噛んで吸って下僕にした』元人間・元婦警・セラス。日々涌いてくる化物、十字を背負った狂信者、凡そ正気とは程遠い連中を相手に今夜も彼らは闇夜に踊る。『グロ注意』の貼り紙が必要な程、徹底したグロさと黒さ。時折差し込まれる下品なジョークがなければ息もつけない高速の展開。
2012/12/03
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