カタリベ 新装版 (ヤングキングコミックス)
カタリベ 新装版 (ヤングキングコミックス) / 感想・レビュー
十六夜(いざよい)
えらく中途半端な所で終わってるな〜と思ったら打ち切りでしたか。絵のテイストも濃いし、込み入った内容だからどうしてもごちゃごちゃ感が否めない。マエカワと合流してからは面白かったけど、前半の御曹司の負の連鎖は読んでてちょっとイライラした。御曹司がこれからどう成長していくのか見たかったけど、続編は無いんだろうなぁ。
2016/01/02
れい
それくらいの時代には人の命の価値なんて、軽いもんだったのかもしれないなぁ。作者の想像力で補われた部分は大きいかもしれないけど。殺されないためには殺すしかないなんてね。 中途半端で終わってしまって、消化不良だけど、万人受けはしないよね。
2020/01/09
袖崎いたる
ちょっと心がびっくりしちゃったわ…。すごいよ、これは。俺の今の文脈で読むと、この作品は人生を深く告げているのだよ。人生ってのは啓発系の本なんかが言ってることもひっくるめた人生ね。人が生きること、それを人まかせにしないこと。あたりまえだけど、腑に落とすにはこういう震度のある作品体験が秘鑰だよね。
2018/08/23
そのじつ
日本の中世、室町時代のお話。倭冦や人買い、鬼師、不思議な生き直しの生を生きる者たち、八幡神…。確たる「社会」が成立する以前の混沌の中で、むき出しの生がギラギラ輝いている。「もののけ姫」みたいに弓矢で兜を着けた頭を吹き飛ばす描写なんかあって、戦闘など動きのあるシーンも魅せられる。著者ひとりで描き上げたとは思えない凄まじい書き込みも見所。群衆のひとりづつがちゃんと動いている…驚き。血なまぐさくてグロい表現も満載なので、苦手な人は注意。石川さんの描く女子の脚がカッコいい。本作女子もフィギュアがあったら売れそ〜。
2012/09/22
usadanekoda
日本海にいた海賊の物語。この圧倒的画力と画面密度に釘付け。続きが気になるけど、余韻に浸るにはちょうどいい。
2016/03/05
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