MUJIN―無尽―(5): YKコミックス (ヤングキングコミックス)
MUJIN―無尽―(5): YKコミックス (ヤングキングコミックス) / 感想・レビュー
なると
「大和守安定」って何?と思い検索したら刀剣乱舞が真っ先にヒットしたけど「やまとのかみやすさだ」という刀鍛冶の名前で、伊庭八郎と沖田総司も愛用、素晴らしく切れ味が良いらしい。八郎が使う二尺八寸(84cm)という長さはすごーく長いらしい。うちの実家にも刀があるけど、もっと全然短いと思う(魂とられるからさわっちゃダメと言われてる)。初めて実践で真剣で人を切った八郎が夢にうなされ、もっと強くならなきゃと気持ちを引き締める姿に私は哀しくなった。ほんの150年前に本当にこういう気持ちになったのだろうなと思って。
2021/03/20
眠る山猫屋
攘夷志士の暗躍する世相。伊庭八郎は試衛館で技を磨く日々。近藤以下の剣客たちから、剣だけでなく〝人を斬るということ〟を学んでいく、来るべき山岡鉄舟との試合に心を馳せて。秋山さんの小説だと1巻辺りなんだな~。ここで真剣で鍛練を積んできた八郎の強さの秘密が少し開示される。そして当代随一の女形・沢村田之助との縁が結ばれる。役者馬鹿と剣術馬鹿、この友情はもっと見てみたい。人を斬った八郎、さぁどう変わるか。
2018/07/26
り こ む ん
どんなに不穏な空気が有ろうとも、どんなに動乱な時代であっても、穏やかに流れる一時は有るのだと…試衛館の日々がなんだか泣けるほどな。これから…と、思うほど貴重な日々だな。真剣での殺りとりを経験した所で、彼の本当の動乱が開幕した気がした。
2018/07/08
ネムコ
コミックなのに、ずいぶん読了に時間が掛かってしまいました。実はこのシリーズの主人公・伊庭八郎がどういう人で、どんな最期を迎えるのか知らないんですよ。だから恐々、ちょっとづつ読むことになる。もちろん検索すればすぐに知れることなのですが、このコミックで初めて知りたい想いもあり‥‥。これからも恐々と、でも楽しみに読み進めたいと思います。
2018/09/09
JACK
☆ 黒船来港、開国、桜田門外の変と激動の時代。江戸幕府が帝の許しを得ずに開国した事に猛反発した攘夷浪士達が異国の者や幕府の侍を襲う。治安の悪化した江戸の街で剣の腕を磨く伊庭八郎は、亡き父が遺した刀を受け取り、益々精進する事を誓う。様々な人と出会い、心身ともに成長した八郎だったが、その身には凶刃が迫っていた。八郎の飾らない優しい人柄と、剣を極めようとする激しさは、痛快で胸がすく思いがします。読んでいて興奮したり感動したり、心を動かされる作品。とにかく素晴らしい。なぜこんな話が描けるのか。
2018/07/01
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