儚いくん SUBARASHIKI KANA JINSEI (全1巻) (ヤングキングコミックス)
儚いくん SUBARASHIKI KANA JINSEI (全1巻) (ヤングキングコミックス) / 感想・レビュー
トラシショウ。
「人はみんな・・・生きると言う事を選択している以上、自分が思い描いた幸せに・・・少しでも近づこうとするべきなんだと思います」。深夜のコンビニに陳列された奇妙なカバーから手に取る。平凡な会社員・小日向希儚(きぼう)が四歳から現在までをゆったりとしたペースで回想する形で描く、総体としてはヒューマンドラマ、かな。ヤンキーや不良漫画の表紙をよく目にする作者の異色作、と言う事になるんだろうか。実体験を含むらしく、作者の思い入れと情感が空転せずにたっぷりと乗せられてるけど、よくまとまってると思う(以下コメ欄に余談)。
2019/11/27
akihiko810/アカウント移行中
古本漫画。「儚(はかな)いくん」とあだ名される少年・希儚(きぼう)が大人になり、結婚し、子供をもうけるという一生を描いた作品。7.5/10点 「人が幸せを求めて生きるとはどういうことか」を描いた意欲作。大きな物語でなく、等身大の人生を生きて「幸せ」とは何たるかを描こうとした作者には敬意を表する。ただ、テーマだけに気負ったのか、若干前のめりな作品になってしまったような気もする。
2020/08/29
江藤 はるは
人間って哀しいね だってみんなやさしい それが傷つけあってかばいあって
2019/12/10
yoshi
人生の悲哀、おかしみが詰まった一冊でしたが、一気読みで誰にでも心当たりのあるようなところに焦点を当てているからか読みながらホロリとさせるストーリーテリングはなかなかのものがありました。絵もストーリーも読みやすいので、家族にも紹介してみようかな。
2024/11/03
nyaru47659288
こういう等身大の人生の哀歓を描いた作品は最近貴重だと思う。主人公が良い意味で普通(正確にはやや繊細)な人な所が共感できる。
2020/05/10
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