MUJIN -無尽- 10 (10巻) (ヤングキングコミックス)
MUJIN -無尽- 10 (10巻) (ヤングキングコミックス) / 感想・レビュー
Die-Go
伊庭の小天狗、八郎の生涯を描く。三度目の上洛となった、徳川家茂。そのために同行した八郎達だが、その最中に大事件が起きてしまう。複雑さを増していく幕末の説明が多く混乱するしがちだが、ちゃんと読めば内容は整理されている。★★★★☆
2023/03/21
眠る山猫屋
京そして大阪で無柳をかこつ幕府軍、長州征伐は叶わず朝廷のご機嫌を伺いながら、次第に町人たちの嫌われ者に。十巻の見処はふたつ、義蔵の不慮の死と、一橋候の苛立ちだ。伊庭八郎の義弟・義蔵の不幸な死が周囲に与えた影響とは。善良な男だっただけに哀しみの余波は大きい。そしておっとりとしているようで懐の深い徳川家茂と、切れ者過ぎて鼻つまみだった一橋慶喜の確執・・・に見えたクセモノ同士の相互理解。時代の先の先を読む一橋と、実は同じところを見通していた家茂。倒れかけた幕府を支えるべく手を組む二人が熱い。
JACK
☆ 尊王攘夷を巡り幕府と長州藩が対立している幕末。朝廷と幕府の関係も険悪となり、お互いの腹の探り合いが続く。さらに英仏蘭米の四国艦隊が兵庫の開港を迫る。伊庭八郎にも悲しく腹立たしい事件が起こり、読んでいて辛い巻でした。若く優しい将軍家茂と切れ者の一橋慶喜の関係とともに幕末の激しい動乱が描かれる重厚な物語。オススメです。
2022/10/13
ブラフ
今巻ほぼ丸々家茂と慶喜。義弟・義蔵の不慮の死。次巻は鳥羽・伏見の戦かな。
2022/09/19
さとみん
不平等な人の世で死だけは誰もが避けられない。しかし「その時」がいつ訪れるか、寿命の長短という点ではやはり平等ではないのだ。なかでも逆縁は特に辛い。そして徳川幕府にもその時が近付いているが、慶喜の人物像が面白くて少し楽しくなってきた。結局のところ組織を動かすのは人でしかないし、顔を突き合わせる人間同士の相性もある。歴史はこれらの化学反応の記録という見方をすると、また違った面白さが生まれる。
2022/09/02
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