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逸脱の精神誌: 小松和彦対話集

逸脱の精神誌: 小松和彦対話集

逸脱の精神誌: 小松和彦対話集

作家
小松和彦
出版社
青弓社
発売日
1990-10-01
ISBN
9784787230348
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逸脱の精神誌: 小松和彦対話集 / 感想・レビュー

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三柴ゆよし

小松和彦の対談集。『憑霊信仰論』、『異人論』の出版に前後して行われた対談がほとんどなので、「異人」や「憑霊」、「呪い」といったテーマが話題の中心となっている。水木しげる、種村季弘、荒又宏との対談が特に面白い。余談ですが、7月11日に有楽町の朝日ホールで小松さんを含めた研究者の方々による「百鬼夜行絵巻」についてのシンポジウムが行われます。興味のある方は是非ご応募を。講演の受講は先着600名なのでお早めにね。

2009/06/15

Ars9

本から本が、更には本から民俗が作られてしまうくだりが印象的。伝承が途切れてわからなくなってしまっているため、水木さんの妖怪を見て、村人がこういうのが妖怪だ、と説明したりする。本人は問題ですねと笑い話として語られているけど、でもこれだって考えようによっては伝承の一種だよね。

2013/02/26

zatugei

ポストモダン、構造主義などの全盛期の対談集。上野千鶴子の発言にあるテクニカルタームはいまとなっては意味不明。水木しげる、種村季弘、荒俣宏あたりが、私にはおもしろかった。

2019/08/28

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