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ライトノベルよ、どこへいく: 一九八〇年代からゼロ年代まで

ライトノベルよ、どこへいく: 一九八〇年代からゼロ年代まで

ライトノベルよ、どこへいく: 一九八〇年代からゼロ年代まで

作家
山中智省
出版社
青弓社
発売日
2010-09-03
ISBN
9784787291974
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ライトノベルよ、どこへいく: 一九八〇年代からゼロ年代まで / 感想・レビュー

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Takayuki Oohashi

図書館で見かけて、読むことにしました。いわゆる「文芸」畑の人がライトノベルの存在こそ認めているものの、「文学」より価値の低いものとライトノベルを見なしているとの言及があり、ライトノベルの人は文学の世界の価値基準に頼っているとの論が面白かったです(僕の読みが浅いもので、そういう理解です)あと、「ブキーホップは笑わない」が0年代のラノベの流行を作ったともあり、読まなければ、と思いました。

2015/11/27

とら

面白い。

2018/07/19

ブナ太郎

大いに参考になった。ライトノベルの勃興と歴史について当時の資料と共に把握できた。今までライトノベルに感じてきた期待や戸惑いが、どの様なものだったのか、自分のなかで納得できたと思う。なかでも印象的だったのが、外側からのラノベの評価の仕方と「ラノベの二極化」現象。筆者の危惧する通り、一般書籍の境界線上に位置するメディアワークス文庫のような「ラノベ」と、いわゆるオタクが好む萌え小説なる「ラノベ」には驚くほどの解離がある。だが、どちらも今のところ、同じ「ラノベ」なのだ。同じ名なのに、ここまで解離がある用語も珍しい

2012/07/12

rakuda

ブギーポップの位置づけを確認することができたのが収穫。それと2000年前後の界隈の空気。 本書は2010年前後までの流れをまとめている。その後2017年現在までの状況についても別書があればあたってみたい。

2017/08/17

MKSzk

ライトノベルという名前が生まれる前の10年+生まれた後の20年の歴史をまとめた労作。特に巻末の年表に努力の跡が忍ばれる。「ライトノベル」というものが狭義のジャンルではない以上、遠回しに周りから語るという手法しか適用できないのだろうなあ。

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