夢色ふたり暮らし: 熱い恋の醒めたディアローグ
夢色ふたり暮らし: 熱い恋の醒めたディアローグ / 感想・レビュー
kaizen@名古屋de朝活読書会
藤田 宜永 小池 真理子という未入籍の直木賞受賞作家2人の 直木賞受賞より前の面談を本にしたもの。 面談担当秋元真澄
2012/07/28
ぐうぐう
1985年刊行の、異色の一冊。小池真理子と藤田宜永が付き合い始めて2年にも満たない頃に、ズバリ二人の恋愛についてのインタビューをまとめた本なのだから、異色と言わずしてなんと言う、だ。企画する側は勇気がいったろうが、企画を受ける二人も覚悟がいったろう。その覚悟に応えるべく、企画者であり聞き手でもある秋元真澄は下世話にならないように、男性原理・女性原理といった基本的な考察から、それぞれの恋愛観を経て、無理くりに現代の恋愛論へ着地させるのではなく、(つづく)
2024/04/23
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