仏と自然 (立松和平エッセイ集)
仏と自然 (立松和平エッセイ集) / 感想・レビュー
壹玖
立松さんの本をたくさん読み漁っているわけではないけれども、この一冊は立松さんの大切な部分を思い出す栞の役目を十分に果たすものだと感じた。他のエッセイも手に取ろうと思ったし、何より、彼の作品「道元禅師」や典座教訓に関するもの、それに今少しずつじっくり読んでいる中村元訳の「ブッダのことばスッタニパータ」ももっともっとじっくり読み込もうと思えた。立松さんが内包する自然観、宗教観、世界観を感じる最初の一冊にするには素晴らしい、きっと。
2018/02/08
ちょび
仏教の世界は奥深くて、立松さんの言葉が私の中で上滑りしていくみたいに感じて焦ってみたり、身近に感じされる話題(たとえば法隆寺の吉祥悔過のこととか)のときには惹き込まれたりしていました。自分の中に何が残ったのか分からないけれど、いま出合うべき本だった気がしている。
2014/05/20
隠居
深みにかける。
2012/08/28
たっちゃん
立松さん、亡くなってしまったんだなあ・・・。今年まだいらっしゃったら、この未曾有の災害の年、どう表現されたんだろう。残念です。
2011/12/19
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