テクノロジー・ウォッチング―ハイテク社会をフィールドワークする (新曜社認知科学選書)
テクノロジー・ウォッチング―ハイテク社会をフィールドワークする (新曜社認知科学選書) / 感想・レビュー
roughfractus02
アフォーダンスから見たヒトとモノ、機械等インターフェースの人類学的な観察である本書は、学芸会のビデオ撮影でのイベントより記録の優先から始まり、デディー・ベアのSF的未来に至るまで、視覚中心に構成され、内省モードに働きかけるテクノロジーに対する批判の中に、触覚的・運動的な経験モードにシフトするデザインをそのつど示唆していく。その筆致は、読者の発想を多方面に触発するはずだ。J・J・ギブスンで有名な飛行機のコクピットでの操縦士のアフォーダンスで、ヒューマンエラーとデザインの関係を指摘する場面は特に示唆的である。
2019/01/11
doji
ユーモアある軽い読み口がとてもたのしく、ほかのノーマンの本を踏まえた目線を意識すると、日常のざまざまなデザイン、テクノロジーへの目線も変わる気がする。ヒューマンエラーの記述から、イーストウッドの『ハドソン川の奇跡』を思い出した。キーワードはヒューマニティなきがする。
2017/08/09
jiroukaja
1を聞いたので、3くらい考えられそう。
2014/02/17
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