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江戸幻想批判: 江戸の性愛礼讃論を撃つ

江戸幻想批判: 江戸の性愛礼讃論を撃つ

江戸幻想批判: 江戸の性愛礼讃論を撃つ

作家
小谷野敦
出版社
新曜社
発売日
1999-12-01
ISBN
9784788506985
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江戸幻想批判: 江戸の性愛礼讃論を撃つ / 感想・レビュー

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オールド・ボリシェビク

安易な江戸礼賛を徹底的に批判する。著者のキャリアの初期の著作ゆえ、まだ小谷野節全開とまでは行かないが、江戸が性的に奔放だったとか、吉原文化が洗練されていたとかいう虚妄を暴いていく。この版は1999年に出ていて、そのころに買い求めたのだが、その後、2008年に改訂新版が出ていて、そちらは田中優子や岸田秀らとの対談や往復書簡が収められているという。吉原の遊女の平均寿命が23歳だったという一事からも、そこに「粋」なんて見ている場合ではない。

2023/07/16

i-miya

1999 田中優子『江戸の想像力』(ちくま学術文庫) 佐伯順子『遊女の文化史』(中公新書) 江戸幻想 廣末保 川村邦光 氏家幹人―加わる 「江戸幻想」派に 第1部 江戸幻想の諸相 < 近世文化に関する覚書―江戸幻想の広まり > = 離婚研究の拡張解釈 = 高木ただし 法制史的なもの 『心中天網島』 紙屋治兵衛、妻おさん = 「江戸の性愛」の美化 = 氏家幹人 『武士道とエロス』(講談社新書) 男色ふつう 「色好み」 = 「江戸幻想」への危惧 == 赤川学 =

2009/02/22

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