リアリズムの擁護 近現代文学論集
リアリズムの擁護 近現代文学論集 / 感想・レビュー
さらば火野正平・寺
大岡昇平論、司馬遼太郎論、国語教育論、江戸川乱歩論、落語論、石田三成と谷崎についての部分だけ再読。面白い。再読なのに夢中で読んだ。私の関心の対象と被っているからだろうが、小谷野さんの評論集の中でも最も面白いものではなかろうか。大岡昇平vs海音寺潮五郎の話(海音寺の勝ちと言って良い)なんて痛快。そして乱歩を読みたくなった。
2012/06/09
袖崎いたる
柄谷行人の『日本近代文学の起源』以降、田山花袋と自然主義と私小説がいっしょにまとめられるようになったというのはよく発見したなぁと感心。
2018/04/14
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