文章の上手な書き方
文章の上手な書き方 / 感想・レビュー
なるときんとき
『「虎落笛」は「もがりぶえ」と読む。「冬の激しい風が“さく”や竹垣などに当たって笛のような音を出すこと」を言う。「もがり」には「殯」という難しい字が当てられていた。殯とは「人が死んで本葬するまでの一定の期間、まだ霊魂が離れていない死体を別の場所に置いておく儀礼」のことである。これが転化して「戦のとき、竹を筋違いに組み合わせ、縄で結い固めてさくのようにした物」「枝のついた竹を立て並べて物を掛けて干す物」あるいは「高く設けた染物屋の干し場」などにも用いられてきた』p77
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