こころに効く精神栄養学
こころに効く精神栄養学 / 感想・レビュー
ゆき
私は、鬱や神経症などのメンタル不調は、専ら心とストレスの問題だと思っていた。だから心療内科で薬をもらって治療するしかないと。でも、そうではなかった。栄養が大きく関係しているのだ。それが精神栄養学である。心の病気や脳の働きに関連する栄養学的要因や食生活習慣などについて明らかにする新しい学問で、実際医学界でも栄養学的側面は最近まで重要視されてこなかった。 この本は、功刀先生のこれまでの医者人生を絡めたエッセイである。必要な情報が盛り込まれつつ、ほんわかした気持ちで読める本。
2023/12/30
nranjen
娘が先生の話を聞きに行き、興味を持ち手に取った本。体内、脳内のメカニズムにさままな栄養が及ぼす作用が非常にわかりやすく説明されている。青身魚、ヨーグルト、お茶、チョコレート、運動、睡眠、いろいろ取り入れてみたい。
2018/01/08
ゆいまある
精神栄養学と運動について、科学的エビデンスに基づいて解説した本。「これさえ食べれば」のような過激な文章はない。科学者としての謙虚さがにじみ出てます。功刀先生は独身時代、朝は菓子パンとコーヒー牛乳。夜遅くまで研究室にこもって適当なものを食べ、慢性的に運動不足で、チェーンスモーカー、どこに行くにも車という人でしたが、今は生活習慣もきっと変わったんだろうと思って読むとますます興味深いです。
2016/06/16
aoi
エッセイみたいな本なのでスルスル読める。 載ってる情報はある程度知ってるものが多かった。 内容も深堀りせずサラっとした感じ。だからこそ読みやすいんだろうなぁ。 最近微細栄養素にハマってる、というより栄養に興味を抱くことで料理や食事のモチベを上げようとしている。 なんにせよ食事(栄養)の知識や習慣は身につけて損は無いので興味あるうちに調べとこう。
2024/11/07
しげ
ユーモアにあふれたやわらかな語り口で、読んでいて楽しかったです。規則正しい生活、適度な運動、そして、なるべくたくさんの種類のものを食べようと感じました。腸内環境を良くしていきたいです。
2021/06/19
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