2003: 飯野賢治対談集
2003: 飯野賢治対談集 / 感想・レビュー
硯浦由咲
1998年に、5年後の2003年のこと、未来のことを語り合った対談集。世紀末もミレニアムもいつの間にやら遠くになった今読むと色々感慨深い。ピエール瀧さん目当てで読んだので特に「瀧さん、今じゃいいお父さんだもんなぁ」とか(子供が産まれた時の飯野さんの話、いいな)。でも何より飯野さんが亡くなってしまったのが……。こんなに未来のことを考えていたのに。
2015/07/22
あれたか
'98。90年代から00年代をながめてどんなんになっとうるやろうってお話。この中で二つかなりはっとさせられるお話があった。一つは関根勤さんの、好意を感じた異性への、感情の発露の移り変わりのお話。最近まさにそう思うことがあったのでびっくりした。もっとよく考えたい。もう一つは飯野さんの、今(もちろんその当時のこと)ゲームをやるということはその間死ぬということ、というお話。これはゲームに限った話ではなく、かつてのカウンターカルチャーであったサブカル全てに当てはまることだと直感しました。書ききれないのでまた別で書
2011/05/24
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