エドワ-ド・バンカ-自伝
エドワ-ド・バンカ-自伝 / 感想・レビュー
こばまり
読み終えてハタと『レザボア〜』でエディは、実際に歩んでいたかもしれないもう一つの人生を演じて見せていたのだと気付き、改めてタランティーノの趣味のよさに慄きました。フイルムノワールさながらの半生。60歳を過ぎて授かった長男をそっと抱く著者近影が微笑ましい。序文はウィリアム・スタイロン。
2015/04/18
yuko
過剰なドラマティックな演出・悲壮感もなく、ただ淡々と時には(というかかなりの頻度で)冗談混じりで書かれる、私達は想像するしか出来ない人生 彼の小説のなかと同じようなことが起こりまくるけど、これはすべてノンフィクションってことを何回も忘れそうになりながら読み進め同じような調子で書かれているあとがきが最高にぐっときた ロサンゼルス中央部の電話帳と同じ分厚さの彼の資料ファイル(No.2につづく)の冗談を笑い泣きする場面にも
2020/12/15
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