星と呼ばれた少年
星と呼ばれた少年 / 感想・レビュー
fig
自分が自分であることを叫びながら、ただひたすら生きていこうとする少年には、民族も国も時代も主義主張も根底では意味を成していないようにみえる。微かな情と温もりの記憶を身体の奥にしまい、激動のアイルランドを血みどろに駆ける彼が言う、本書での最後の1行は読み手の心臓を握りしめるようだ。ともあれ、この一見御伽噺的に悲しく可愛らしく美しい本の装丁によって、中身を全く知らずに手にとってしまうと、けっっっっこう衝撃だろうと思う・・。
2009/09/22
juna16
ホントに本の周りの評価も内容も知らずに読んで衝撃を受けた。カバーの少年が何を思っているか、それを知るのは読んでからが絶対にいい。日本にはない強い本だと感じた。
2010/09/22
うさぎ
なかなかに辛かった。。。
2016/11/16
syachi
アイルランド側から見た独立闘争プラスヘンリー一代記ってとこかな。どんな組織もそうだけどまあぐずぐずね。三部作の一作目らしいけどいまいち乗り気になれない。。
2014/02/06
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