夜刀の神つかい (2) (バーズコミックス)
夜刀の神つかい (2) (バーズコミックス) / 感想・レビュー
Fumitaka
『吸血姫美夕』とはまた違った「日本」風の吸血鬼譚だ。仮面がクウガだ(p. 70)。あと日出子さんの服、あれは顔を日の出が始まったら顔をすぐ隠せるような服装なんだな。ただ吸血鬼は伝説の限りでは「日光は大敵ではない」らしく、この作品もまた『吸血鬼ノスフェラトゥ』(フリードリヒ・ムルナウ、1922年、ドイツ)の遠い末裔といえましょう。絵になるし設定としても美しいですからね。ただ話が早いのはいいが、主人公が二年前ヒカゲと一緒に殺し屋やってたのはやや唐突で「警察じゃなかったのか」と思ってしまった。
2022/12/28
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