KADOKAWA Group

Facebook X(旧Twitter) LINE はてブ Instagram Pinterest

ユリイカ 2015年11月号 特集=梶浦由記 -See-Saw、FictionJunction、Kalafina・・・世界を奏でる音楽

ユリイカ 2015年11月号 特集=梶浦由記 -See-Saw、FictionJunction、Kalafina・・・世界を奏でる音楽

ユリイカ 2015年11月号 特集=梶浦由記 -See-Saw、FictionJunction、Kalafina・・・世界を奏でる音楽

作家
梶浦由記
出版社
青土社
発売日
2015-10-26
ISBN
9784791702978
amazonで購入する Kindle版を購入する

ユリイカ 2015年11月号 特集=梶浦由記 -See-Saw、FictionJunction、Kalafina・・・世界を奏でる音楽 / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

本木英朗

まず私は梶浦さんの音楽をFiction JunctionおよびFiction Junction YUUKAのアルバムを通じてしか知らない、と告白しておきます。ゼノギアス2やまど☆マギの音楽を担当されていたことは、この特集を通じて初めて知ったという程度の浅いファンです。そんな私ですので、この圧倒的な特集すべてを咀嚼し切れているとはとうてい申せません。しかしひとつだけ言いたいのは「愛するものを徹底的に語れる人の文章は愛すべきだ」ということです。梶浦由記という世界を、言語によって奏でる。そんな記事ばかりでした。

2015/11/01

鳩羽

「梶浦サウンドの感動と強制力」が分かりやすく、「梶浦由記の音楽に関するヴァイラルな覚え書き」が音楽からの評論で面白かった。ざっと読んだところ、サントラであること、キャラやアニメに合う音楽であること、見られるメディアと共にあること、などなど、制限が前提としてあって、そこから解放されるところに感動があるのかなと思わされる論が多かった。構造的にも、梶浦の音楽の経歴からも、歌詞の選び方にも、ポリフォニックな魅力と密度があり、独自のストーリーを持たなくても確かにそこには世界観というべきものがあるようだ。

2015/11/12

袖崎いたる

梶浦由記は世界観を持った音楽家、という講評が多かった。インタビューにて、作品鑑賞には「所詮は娯楽」式の割り切りはせず、しかし「聴衆にとっては所詮娯楽」式の割り切りは肯定していた。これは自作との距離感を確保することらしい。ふむ。また、記憶の揺曳性とでもいうべき、同時代ゲームの儚さを自覚して、しかしそれでも全力投球で自作を時代という流れに浮かべようとする姿勢は素晴らしいと感想。ただ、ぼくにはやはり女性の自信とプライドの違いがわからない。それと梶浦さんから詩人としての吉本隆明さんを紹介されるとは思わなかった。

2015/11/17

うさみP

私にとっての梶浦さんは、SEED・ゼノサーガ2・空の境界・まどマギ。kalafinaのライブでは感動で鳥肌がたった。幼少期にドイツで出会ったオペラと以後聞いたビートルズ等が源流。アニメという表現が自由な場。FGM。数秒でそれと解る世界観。梶浦語と言われる意味を持たない造語。言葉(歌詞)からあえて意味をはぎ取る事で、作品に深みを与える。123Pでの「言葉も持たない語り~般若心経~理知的な内容~これを唱えればいい。~これは意味はわからなくてもいい。つまり呪文~」梶浦語とは突き詰めるとお経なのだ(南無南無)

2015/11/09

なるせの

梶浦由記はもっぱら音楽を聴くばかりで。こうして雑誌で文章で読むのは初めて。そのため“梶浦語”という単語を初めて知った。あれもこれもそれも梶浦語だったのねぇと、なんだか心がすっきり。

2016/01/12

感想・レビューをもっと見る