ユリイカ 2016年6月号 特集=日本語ラップ
ユリイカ 2016年6月号 特集=日本語ラップ / 感想・レビュー
なつのおすすめあにめ
なんとも豪華なメンツ。ニコ動でみたテリヤキビーフから日本語ラップ聴き始めた自分的にも色々勉強になる。
2016/06/29
霧
あまり日本のヒップホップ聞かない身としては、いとうせいこうの演説やバイオリン演歌まで言及して伝統を考える話が面白かった。Kohh論をした人もいたが、モアレで論じる程度。やはり語りにくい。
2016/07/07
c
毎月読んでいるわけではないが、それでも内容に当たり外れのある雑誌だと思うし、実際この前に読んだ妖怪特集号は外れだった。水木しげるの訃報、大妖怪展に託けたタイアップの色合いが濃かったせいか。雑誌とはいえ、思想誌には本のように読める記事を期待してしまうから、勢い失望も大きくなるのである。ただ、この号は当たり。勿論この特集も商売っ気の強いユリイカらしく「フリースタイルダンジョン」人気に肖ったものだろうが、編集後記には日本語ラップ特集自体は「数年前から機を窺っていた」とある。編集者の熱量の違いなのかも知れない。
2016/07/07
caniTSUYO
登場するラッパーの方法論や姿勢の違いは文法や言語構造を学んでいるような楽しい。ラッパー同士の対談では漢とアナーキーは互いへのリスペクトから半ばイチャイチャしてると読み取れたり、K DUB SHINEとUCDの対談はUCDが政治的な討論を親ほどのパイセンに臆せずぶつけるなどキュレーターの仕事が光る。また批評家の論評はヒップホップ初心者や苦手意識がある人にも楽しみ方の補助線を引き、ポスト文化系のためのヒップホップ入門として機能している。本書は日本語ヒップホップ論評のクラシックになるだろう!耳を貸すべき!
2016/09/05
HK
「フリースタイルダンジョン」を楽しく見ているので購入。
2016/06/02
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