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ユリイカ 2022年5月号 特集=菌類の世界 ―きのこ・カビ・酵母―

ユリイカ 2022年5月号 特集=菌類の世界 ―きのこ・カビ・酵母―

ユリイカ 2022年5月号 特集=菌類の世界 ―きのこ・カビ・酵母―

作家
高原英理
保坂健太郎
星野 保
細矢剛
新井文彦
小倉ヒラク
小泉武夫
出版社
青土社
発売日
2022-04-27
ISBN
9784791704163
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ユリイカ 2022年5月号 特集=菌類の世界 ―きのこ・カビ・酵母― / 感想・レビュー

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圓子

魅惑の存在、きのこ。特集号と聞いて小躍りして書店にはしる。姿形のおもしろさ、毒が在ったりなかったりするあやしさ、そんなところに魅惑されてきたわけだけれど、最近では自然界での役割や他との関係性に興味がでている。知れば知るほど面白い。そのうえまだまだわからない。掲載文の多くで「そもそも菌類とは何か」が語られていて、専門家の目には一般での認知度が相当低く見えるのだなあと切なくなった。専門家の主張も細かいところを見ていくとまたあらそいがありそうな。研究というのはそういうことであるか。

2022/09/03

ぴょんpyon

菌類の特集とのことで馴染みのない分野の雑誌だと思いつつも手に取った。菌類生態の専門的なものは少し物足りず、詩歌や文学、思想のものはやはり理解が追い付かない。しかし、それでも気合いで読み通してみると、菌類の見方が少しだけ広がったような感覚がある。人々を魅了してやまない菌類と、それを見るさまざまなアプローチ。おもしろい。

2022/10/11

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