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ユリイカ2023年3月号 特集=パク・チャヌク  ―『JSA』『オールド・ボーイ』『お嬢さん』、そして『別れる決心』へ―

ユリイカ2023年3月号 特集=パク・チャヌク  ―『JSA』『オールド・ボーイ』『お嬢さん』、そして『別れる決心』へ―

ユリイカ2023年3月号 特集=パク・チャヌク  ―『JSA』『オールド・ボーイ』『お嬢さん』、そして『別れる決心』へ―

作家
パク・チャヌク
イ ・ヒャンジン
小島秀夫
深緑野分
いがらしみきお
出版社
青土社
発売日
2023-02-27
ISBN
9784791704286
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ユリイカ2023年3月号 特集=パク・チャヌク  ―『JSA』『オールド・ボーイ』『お嬢さん』、そして『別れる決心』へ― / 感想・レビュー

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ぐうぐう

新作を発表するたびに驚かされる。それでいて、ハリウッドに進出しニコール・キッドマンを迎えて撮っても、BBCでジョン・ル・カレ原作のスパイ小説をドラマ化しても、パク・チャヌクはパク・チャヌクであったという揺るぎなさもまた同時に感じさせる。最新作『別れる決心』にも、同じことが言える。血とエロスが抑制されたこの映画は、ゆえに一見、パク・チャヌクらしくない作品に思える。しかし、鏡やカメラを意図的に配置する本作は、それが覗く行為を表現しているというよりかは、対の構図を象徴しているはずだ。(つづく)

2023/03/23

ますりん

数年前、ポン・ジュノやキム・ギドクを筆頭に韓国映画にドハマりしているときに、偶然「お嬢さん」を劇場で観て更にドハマリし、遡って「JSA」や「オールド・ボーイ」を観たクチ。作品自体はそれほど多くない(長編で10本)のに、この分厚さで様々な角度から評論されてしまうと、もう観直せという強迫にしか思えないではないですか。。完全に見過ごしていた作品も含めてしばらくパク・チャヌク祭り。この本にある、80年代までの低迷期を経て90年代から86世代の台頭、その後の現在に繋がる韓国映画史も勉強になる。

2023/03/13

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